医療部門案内

薬剤科

私たち薬剤師は、医師の処方に基づき患者様が安全かつ安心してお薬を飲んでいただけるように、効果や副作用、相互作用等のチェックをした上で調剤を行っています。また、入院時持参薬の薬剤鑑別、患者様の禁忌薬剤の確認も通常業務として行っています。

さらに、医療を支える一部門として「チーム医療」に積極的に参加することで薬剤師としての専門性を十分に発揮し、定期的に薬剤科主催の研修会を企画することで医療スタッフへ薬に関する情報を提供し、より高質な薬物療法ができるよう日々努めています。

看護部門

ピネル記念病院看護部の理念

病院の理念に基づき、看護専門職としての信念をもって、患者の人権と人間性を尊重し、信頼され満足のいただける質の高い看護を提供します。

看護部基本方針

①患者さんを全人的(身体、心理、社会的)にとらえ看護実践します。

②患者さん一人ひとりのニーズに対応する看護を提供します。

③精神科看護の専門的知識や技術をもって患者や家族と信頼関係を築き、「その人らしい生き方」に向けた、チーム医療としての看護職の役割を担います。

④いつもより良い精神医療が提供できるよう、日々看護の創意工夫に努めます。

⑤専門職として自己研鑽に努め、人間としての成長を目指します。

看護部長　岩井迫佐智子

リハビリ部門

リハビリ部ソーシャルワーカー科

当院では、精神保健福祉士による相談体制をもうけております。

生活面でのご相談、退院後の生活やサービス利用についてのご相談などご本人、ご家族の皆様からのさまざまな質問にお答えしながら情報やサービスの提供を行っていきます。

ご相談を希望される方は、電話もしくは受付でお申し出下さい。小さなことでも結構です。お気軽にお声かけください。

精神保健福祉士(ソーシャルワーカー)とは？

長期の療養を必要とする病気にかかると、ご本人はもとよりご家族にとっても思いがけない問題や悩みが発生する場合があります。

このような時に、患者様、ご家族様が安心して療養生活を送り、心身の障害や病気による不安、悩みのために生活を営むことが困難とならないよう社会福祉の立場からお手伝いをするのが精神保健福祉士(ソーシャルワーカー)です。

病院内の専門職はもちろん、他の機関とも連携をとりながら、ご本人、ご家族様と一緒に解決方法を考えていきます。

こんな時にご相談ください。

〇どこに相談したらよいかわからない
〇病院の受診や入院について
〇退院後の生活や社会復帰についての心配事
〇福祉制度について知りたい
〇医療費や生活費などの経済的な相談
〇介護保険制度について
〇療養生活を送る上で、困っていることがある

その他、医療福祉に関するご相談がありましたら、お気軽にお声かけください。

※ご相談は無料です。
※ご相談の内容については、秘密を厳守いたします。

人は“作業”することで元気になれる!!

●OT(作業療法)の紹介

●OT(Occupational Therapy＝作業療法)とは、精神科などで行われるリハビリテーションのひとつです。
●「作業療法士」という国家資格を持ったリハビリテーションの専門家が行います。
●こころのやまいでお困りの方が、その人らしい活き活きとした生活が送れるよう、仕事や遊び・日常的な生活行為などの様々な「作業」をとおして、こころとからだを元気にするリハビリテーションです。

●こんな経験ありませんか？

●身体を動かしているうちに、不安や心配事を忘れることができた
●初対面の人でも、スポーツやゲームを通してすぐに仲良くなれた
●日中良く活動したから、夜はぐっすり眠ることができた
●「自分にもできた!!こんなこともできるようになった!!」を繰り返すことで、自信が持てた
●好きなことやできることをしているうちに、新しいことにもチャレンジしたくなった
●同じような悩みを持つ人がいることを知って、少し気持ちが楽になったなど

このように、作業(活動)そのものや人が集まること(集団)で生まれる治療要素を用いながら、その人個人の目標に合わせて、生活に密着した支援を行います。